クレーム恐れてどこも請け負ってくれない… という話の後、いすゞから図面取り寄せてくれるとこまではやってくれたそうなのだが、その後、なしのつぶて(´・_・`)
こちらでできることはやってみようと、散々苦労して部品取り車から外したアクチュエーターに交換してみたのだが、動作がおかしいままだし、オイル漏れもあるしで、路上復帰は未だ叶わず(´・_・`)
完全に行き詰まってしまい、とりあえずは元のアクチュエーターに戻すべく、オイル漏れ箇所の修理が自力で出来ないかと分解してみた。
クラッチを操作する部分からのオイル漏れが顕著だった訳だが、この部分の六角ボルトを回す方法がわからず、シャフトが干渉しないようにボックスレンチを切り欠いてしまうという方法を試そうとしたが、ふと、シャフトの反対側の部品を外してみたら、ナットとワッシャでシャフトが抜けないようになっていると判明。あっさりシャフトを抜き取ることができ、六角ボルトも普通の工具で外せた(^_^;)
このシャフトが通っている黒いものが、枠から外したオイルシール
(…ではなく、ダストシールだそうだ。)
ホースやオイルシール類を扱う近所の店で見てもらったところ、刻印から品番を特定。オイルシールではなくダストシールという部品。文字通り、オイル止めではなく、外からの埃を内部へ入れないための部品。
http://www.sakagami-ltd.co.jp/products/dust/sdr.html
末尾にアルファベットが無いタイプならば現在も買えるとのこと。
(アルファベット有りの方が、耐寒性能が上らしい。)
真冬の北海道とか行かないので、まあ、大丈夫だろう。発注してもらった。
シフトチェンジ側の動作軸…非常時に手動でニュートラルに持っていくための軸の出口のシールも同製品の径違いだったので、ついでに購入。
シフトチェンジ側も分解してみたのだが、こちらは構造が全く違った。枠にはオイルシールが無く、シャフトに溝が切ってあって、そこにOリング的なものがはめてあった。こちらはミッションからの脱着時にオイル漏れの兆候が無さそうだったので、無理はせず交換しないことに。
蓋の合わせ目にパッキンがあるが、ここからのオイル漏れは無かったし、逆側は液体ガスケット処理だったので、ここも今回は交換はせず。
さて、「ダストシールの交換」で、漏れが止まってくれるのか⁉︎
止まってくれると良いのだけど… (´・_・`)
追記:
親父がオイルシールって言ってたから、ずっとそうなんだと思ってたけど、本文中でオイルシールと書いてあるのは実は「ダストシール」で、シャフトに付いてた「Oリング的なもの」がオイルシール。いや、分解してて、こんなものでオイル圧を抑えられる訳がないだろうに…と思ってたんですけど、案の定、違う役割でした(^^; でも、漏れは目に見えて減ったので、まあ、良かったです。
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