これはまさか… と思って見てみると、レカロシートの座面を下で支えているゴムシート(ピレリマット)が経年劣化で裂けてしまっていました。
これを修理します。
後席側からみると、こんな感じに垂れてました。
アスカからシートを外して裏返したところ。
裂けたピレリマットが、かろうじて鉄製のフックで引っかかっています。
フックがフレームに掛かっている向きを覚えておいて下さい。下から上へ向けて引っ掛けてあると思います。これは、ピレリマットに重量が掛かった時に、フックがフレームの穴に入り込んでいく方向です。一見、上から掛けた方が良さそうに思えますが、そちら向きだと、重量が掛かった時に穴から抜ける方向に動いてしまいます。
純正品や純正同等品は、結構高いらしいです。代替品は材質も価格も様々で、座り心地も結構違うようです。今回は、知人が同じ交換作業で使った代替品を購入。座り心地は純正よりも硬めです。(もっと安いものもあります。「ピレリマット」で検索してみてください。)
シートを吊る金具が片側に4つのものと5つのものがあるそうですが、アスカLGのレカロは、4つのものでした。寸法は、概ね30cm四方。(購入したサイトによると、金具が5つのものは、もう少し大きいそうです。)
裂けたピレリマットから、フックとそれをとめている鉄の棒を外し、代替品に付け替えます。
取り付け作業中に棒が抜けないよう、筒の口をガムテープなどで塞いでおくと良いです。(というか、塞いでおかないとすぐに抜けてイラつきます。)